よみがえる裕次郎さん 石原プロ50年でDVDボックス発売

[ 2013年1月18日 06:00 ]

DVDボックス「裕次郎 夢の箱―ドリームボックス―」発売会見を行った石原まき子さんと渡哲也

 故石原裕次郎さんの妻で石原プロモーション会長の石原まき子さん(79)と俳優渡哲也(71)が17日、都内で会見し、裕次郎さんが製作し主演した映画を収めたDVDボックスの発売を発表した。

 16日に事務所設立50年を迎えた記念として「裕次郎 夢の箱―ドリームボックス―」として3月20日に発売するもの。「黒部の太陽」(68年)「栄光への5000キロ」(69年)「富士山頂」(70年)「ある兵士の賭け」(70年)「甦える大地」(71年)の5作品を最新の技術で映像と音を鮮やかによみがえらせて収録する。

 裕次郎さんが生前「映画は大きなスクリーンで見てほしい」と語っていたため、いずれもこれまでビデオ、DVD化されてこなかった。だが、昨年、東日本大震災の復興支援を目的に全国で「黒部の太陽」をチャリティー上映した際、まき子さんに「もう一度見たい」と話す人が多かったという。

 まき子さんは「多くの要望があったため、50周年の記念になることとして、思い切りました。時節の流れもあり、裕さんもお役に立てることをしたと褒めてくれると思います」と語った。渡はきれいな映像を見て「感服しています」と話した。

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