「AKB48には勝ちたい」つんく♂ 声帯不調も再始動決意

[ 2013年1月15日 17:38 ]

再始動会見で「シングルベッド」を熱唱するシャ乱Qのつんく♂
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 今年結成25周年を迎えるバンド「シャ乱Q」が15日、東京・渋谷のライブハウスeggmanで会見を行い、再始動を発表。ボーカルのつんく♂(44)が6~7年前に声帯の一部に瘢痕(はんこん)ができていたことを明かした。

 瘢痕は切除が不可能で、現在も治療を続けているが、環境の変化で高音が出なくなったり、低音部分の音が何重にも重なって出たりする症状に悩まされてきた。本番当日に声が出ない不安もあるため予定を立てられず、バンド活動も二の足を踏んでいたことを告白。しかし、メンバーと話し合いを重ね、結成25周年となる13年に再始動を決意。「ライバルは?」と聞かれると、つんく♂は「AKB48には勝ちたいです」と笑わせた。リーダーのはたけ(44)は「バンドっていうのは生き物。その時の精いっぱいを楽しんでいただけたら」と気遣った。

 今年は他にも「ザ・タイガース」「海援隊」ら伝説のバンドが再始動。つんく♂は「CDが売れなくなったけど音楽は必要。(各バンドの再始動は)理に適っていること」と主張した。

 この日は94年発売のミリオンセラー「シングルベッド」を披露。同曲は約6年半ぶりとなる新曲として今春発売される。また、ファン代表としてお笑いコンビ「テツandトモ」が乱入する一幕も。「大田区でプロポーズ」を提供したつんく♂とともに持ちネタの「なんでだろう」を踊り、「25周年おめでとうございます」と喜んだ。

 約7年ぶりとなるライブツアーは8月31日に東京・Zepp Tokyo、9月6日に名古屋・Zepp Nagoya、7日に大阪・Zepp Namba、14日に仙台イズミティ21にて開催される。

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