あのムード歌謡Gのスティーブ池田さん 画期的な新製品で注目

[ 2013年1月1日 08:40 ]

新製品を自信をもってPRするスティーブ池田さん

 敏いとうとハッピー&ブルーのエグゼクティブ・プロデューサーで、メンバーの一人としても歌っていたことのあるスティーブ池田さん(年齢非公開)が、家具業界での画期的な新製品とも言える超小型のリモコン式電動カーテンレールを開発。世界特許の申請も済んでおり、国内の大手メーカーから注目を集めている。

 スティーブさんはかつて、レストランなどで、店員を呼び出すボタンとして普及した業務用ワイヤレスチャイム(呼び鈴)を発明した実績があり、今回はこれに次ぐ大型の発明。ワイヤレスチャイムと言えば、今では日本だけでなく海外のファミレスや居酒屋などでも利用されている営業用の便利グッズ。

 若いころから発明好きで、数々の特許を取得しているスティーブさんが、発明の集大成として5年の歳月をかけて開発に成功。千葉県東金市の自宅研究室で、このほど試作品が完成した。現在、市販の家庭用電動カーテンレールは、モーター部分がカーテンレールの外に付いている。

 今回、スティーブさんが発明したカーテンレールは、2センチ程度のレールの中に電動のモーター部分がすべて内蔵されたコンパクトなもので世界初の製品となる。国内外で発売されている商品は、いずれも10万円程度の高額なカーテンレールが多いため、一般家庭での普及はなかなか難しい状況だった。ところが、この製品は価格を大幅に安くしての発売が実現しそうで、一般家庭での世界的な普及が期待されている。

 今回の発明に当たってスティーブさんは「私は元来、横着な性格のため“ベッドに寝ていてカーテンを開けられると便利だな”と考えたのが発端。値段が高いと買っていただけないので、少しでも安く発売できることを考えて開発に当たりました。日本だけでなく、世界中の家庭で便利な生活をエンジョイしていただければ…」と話している。

 ◆スティーブ池田(すてぃーぶ・いけだ) 東京出身。鎌倉育ちの湘南ボーイ。若い頃から映画が好きで、20代でアメリカ最大手映画会社MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー映画会社)に採用され、日本で製作兼国際部部長に抜擢される。「風と共に去りぬ」「ベン・ハー」「エルビス・オン・ステージ」などの名作を日本に紹介し、上映させた実績の持ち主。その傍ら、英会話スクールやアーティスト養成スクールを主宰し、若手育成にも従事していた。さらに、映画界での経歴と実力をかわれ、敏いとうとハッピー&ブルーのエグゼクティブ・プロデューサーとして数々のステージを手がけ、2001年8月には「わかっているわ」(キングレコード)で、デビューしている。

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2013年1月1日のニュース