紅白審査員に勘九郎「父の遺志」として出演 綾瀬、吉田、澤らも

[ 2012年12月25日 06:00 ]

 NHKは24日、大みそかに放送する「第63回紅白歌合戦」(後7・15)のゲスト審査員を発表した。歌舞伎俳優で今年2月に襲名した中村勘九郎(31)、来年の大河ドラマ主演の綾瀬はるか(27)、ロンドン五輪のレスリング女子で金メダルに輝いた吉田沙保里(30)、銀メダルのサッカー「なでしこジャパン」澤穂希(34)ら10人。

 勘九郎は今月5日に父親の中村勘三郎さん(享年57)を亡くしたばかりだが「父親の遺志」として出演。99年に白組の司会を務めた勘三郎さんは、息子への出演依頼を病床で聞き、喜んでいたという。勘九郎は「父が司会をした、そして大好きだった紅白歌合戦という日本一のお祭りをすぐ近くで体感できるなんて…!すごく幸せです」とコメント。

 出演が注目されたノーベル医学生理学賞受賞の山中伸弥氏(50)についてNHKの原田秀樹チーフ・プロデューサーは「研究でお忙しいはず。紅白は宇宙規模で作っているので、人類のためにオファーしませんでした」と明かした。企画コーナーにはスギちゃん(39)らが出演する。

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2012年12月25日のニュース