“女優”ユーミン 新境地の生歌!ナース姿でも観客魅了

[ 2012年10月8日 06:00 ]

初の舞台出演で「夢の中で」を熱唱する松任谷由実 

 歌手の松任谷由実(58)が初主演する舞台「8月31日~夏休み最後の日」が7日、東京・帝国劇場で開幕した。40年のキャリアで演劇に挑戦するのは初めて。物語の案内役を務めたユーミンが「アニバーサリー」「スピニング・ホイール」など本編で14曲を歌ったほか、ナース姿など衣装でも客席を埋めた約1900人を魅了した。

 ユーミンの歌声ともう1人の主演となる貫地谷しほり(26)らによる純愛物語を融合させた新しいスタイル。夫の松任谷正隆氏(60)が脚本・演出を手掛けており、テーマは「夢」の世界。豪華なセットではなく照明や音楽などで観客の想像力を膨らませた。

 稽古の間は「新しい環境でまだまだ知らないことがたくさんあって刺激を受けてきた」という。貫地谷、陽月華(32)ら若い俳優陣と共演したことで「作品を膨らませていただいたことが一番。私の心のひだに、皆さんのエモーションが刻みつけられた。必ず今後も生きてくる」と話していた。貫地谷も「自分の芝居に酔っちゃって酔っちゃって。最初に見た方は歌詞を聴く余裕はないかもしれないけど、2、3度と足を運んでじっくり聴いてほしい」とユーミンの歌声の存在感を強調した。

 ユーミンが「泣かせる自信は凄くある。自分も歌いながら泣きそうになる」という感動作。物販にも粋な“演出”を用意。観客のことを考えてデビュー以来初めてグッズの製作をリクエスト。プロデューサーに提案し、会場内でハンカチ(900円)を販売することにした。また、パンフレット(2500円)はCD付きで劇中歌を収録。関係者によると「演劇界で初めて」だという。

 節目の年で見せた新境地。31日の千秋楽まで全力疾走する。

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