蜷川監督 山本裕典に期待「小栗とか蹴飛ばして頑張って」

[ 2012年8月16日 17:16 ]

座長を務める山本裕典

 俳優の山本裕典(24)が座長を務める「トロイラスとクレシダ」(17日~9月2日、彩の国さいたま芸術劇場大ホール)の公開舞台稽古が16日、行われた。

 蜷川幸雄監督(76)による6度目のシェイクスピア作品。厳しい演技指導で知られるだけに、現場では罵声も飛び交ったというが、「まだ灰皿は飛んできてない」と塩谷瞬(30)。出演者は男性だけという迫力ある舞台に、蜷川監督は「うるさい嫌な女優がいなくていい」と毒舌で笑いを誘った。

 座長を務める山本は、蜷川監督の“千本ノック”を乗り越え、「めげそうになったこともあった。いい舞台を見せられたら」と意気込み。男同士のラブシーンに挑戦しているが「男という意識はなくて、違和感ないです」と堂々。蜷川監督からは「小栗(旬)とかああいう連中を蹴飛ばして頑張って」とエールを送られた。

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