井上真央 朝ドラ以来の主演 「トッカン」初回は12・9%

[ 2012年7月5日 10:16 ]

 4日にスタートした井上真央(25)が主演する日本テレビ系連続ドラマ「トッカン 特別国税徴収官」(水曜後10・00)の初回平均視聴率が12・9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが5日、分かった。初回は15分拡大で放送された。

 月刊誌「ミステリマガジン」で連載中の高殿円氏の同名小説のドラマ化。東京国税局管内の税務署で新米徴収官となった主人公・鈴宮深樹(井上)が仕事を通じて、働くことの厳しさを知り、さまざまなことに苦しみながらも前向きに成長していく姿を描く。井上にとっては、NHK連続テレビ小説「おひさま」(2011年)以来の連続ドラマ主演となる。共演は北村有起哉(38)、鈴木砂羽(39)、木南晴夏(26)ら。

 初回は、宝町税務署の新米徴収官・鈴宮(井上)は半年前から約1300万円もの税金を滞納する皆川(池田政典・45)の家に初の差し押さえに向かう。しかし、皆川夫婦から逆ギレされ、困り果てていると、先輩の木綿子(鈴木)らとともに、見知らぬ男が応援にやってきた。彼は国税局から着任した悪質な滞納者を扱う“トッカン”こと特別国税徴収官の鏡(北村)だった。飼い犬まで差し押さえてしまう鏡のやり方に疑問を抱いた鈴宮だったが、上司の金子(池田鉄洋・41)からまさかのトッカン付に任命されてしまう。そして、次の取り立て先の資金難にあえぐ「大島プラスチック」へ向かって…という展開だった。

 前クール(4~6月)の同枠ドラマ「クレオパトラな女たち」(佐藤隆太主演)の初回は9・9%だったが、その後は低迷。全話平均も7・8%となり、事実上8話で打ち切りとなった。

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2012年7月5日のニュース