猫ひろし 文書で胸中明かす「本当に残念 決して無駄にはならない」

[ 2012年5月9日 15:14 ]

ロンドン五輪出場が消滅したことを受け、コメントを発表した猫ひろし

 ロンドン五輪出場が消滅したお笑いタレントの猫ひろし(本名滝崎邦明、34)が9日、所属事務所を通じてマスコミ各社にファクスでコメントを発表した。

 「今回、カンボジア王国の代表としてロンドンオリンピックへの出場が不可能となりました」と報告。「正直本当に残念な気持ちでいっぱいですが、これまでたくさん協力していただいたカンボジアオリンピック委員会の方々やスタッフの方々には本当に心から感謝しています。そして応援してくださった多くの皆様にも、心から感謝申し上げます」と複雑な心境を明かした。

 「ロンドンオリンピックには出場できませんでしたが、今まで練習してきた事は決して無駄にはなりませんし、これからも芸人としてそしてランナーとしても頑張っていきます」と前向きにつづり、国籍変更など今後の対応について具体的には触れていないが「引き続き、カンボジアと日本の両国を活動の場として、日々精進してまいります」と決意を表している。

 猫は昨年10月に国籍を取得したカンボジアで、ロンドン五輪男子マラソン代表に選ばれたものの、国際陸連が参加資格を満たしていないとの判断を下したため出場がかなわなくなった。

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2012年5月9日のニュース