三枝「五代目桂文枝一門会」で六代目襲名に決意新た

[ 2012年3月13日 06:00 ]

「五代目桂文枝一門会」で、あいさつする桂三枝(中央)

 05年に亡くなった五代目桂文枝さんの八回忌だった12日、一番弟子の桂三枝(68)が大阪市の天満天神繁昌亭で「五代目桂文枝一門会」を開き、著書「師匠、五代目文枝へ」をPRした。

 三枝が19人の弟弟子との対談を通じてその功績をたどる内容で、「弟子たちに好かれた人柄だったことがよく分かった」と感慨深げ。69歳の誕生日となる7月16日に「六代桂文枝」襲名を控えており、「私も(師匠を)見習って、人間的にもっと大きくならなければ」と思いを新たにした。

 また、上方落語協会の次期会長候補者の選挙があり、現会長の三枝が新会長に選ばれた。三枝会長は6期目となる。5月の理事会で承認される見込み。

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2012年3月13日のニュース