太田光 狙うは本屋大賞か直木賞…「とにかく印税ほしい」

[ 2012年1月21日 13:19 ]

第2弾小説「文明の子」発表記念記者会見に登場した太田光

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(46)が21日、最新小説「文明の子」(20日発売、ダイヤモンド社)の発表記念記者会見を都内のホテルで行った。

 太田にとって第2弾となる書き下ろし小説だが、前作との違いを「前は今まで読んできた本のオマージュだったり、好き勝手書いた本だった。太田出すぎだっていう批判もあったし、今回は自分をちょっと引っ込めようと思った。引っ込めた上で、今、起きていることを正直に正面から作品にしているという意識がある」と話した。

 前作は同時期に発売された水嶋ヒロ(齋藤智裕)の小説「KAGEROU」と発売の時期が重なるなど、売上、賞、話題にも恵まれなかった。「目標は140万部ぐらい。今回はとにかく賞狙いなんで、何も取れなかったら、もう一回書いて、断筆しますよ。本屋大賞か直木賞を狙います」と意欲満々。

 「とにかく印税がほしい」と話した笑わせた太田。売り上げも伸びれば、映画化などの話も出てくる可能性もあるが、「映画化はなかなかしにくいものを書いてしまって…空想の部分が多くて、(実写では)難しい部分がある。宮崎(駿)さんにぜひアニメ化していただきたい」とアピール。

 ちなみに、映画について別構想があるそうで、「映画は映画用のものを考えています。(奥さんは)早く映画を作れっていうのはあるので、次は映画だねって感じですね。これがひと段落したらやろうかな」と、妻で所属事務所の社長でもある太田光代氏(47)からせかされていることを明かした。

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2012年1月21日のニュース