過酷だった撮影…オダギリジョー ふんどし姿は全力で拒否!

[ 2012年1月14日 17:16 ]

映画「マイウェイ 12000キロの真実」初日舞台あいさつに登場したオダギリジョー

 俳優のオダギリジョー(35)と韓国俳優チャン・ドンゴン(39)が主演の韓国映画「マイウェイ 12000キロの真実」の初日舞台あいさつが14日、都内で行われ、オダギリとともに、カン・ジェギュ監督、共演の鶴見辰吾(47)らが出席した。

 オダギリは満員の観客を前に感慨深げ。すでに2年近く映画に関わっているといい「ようやく初日を迎えることができた。涙は……まったく出ないですけど」とジョークで会場を笑わせた。

 カン・ジェギュ監督は朝鮮戦争を舞台にした映画「ブラザーフッド」など韓国の巨匠として知られる。今作も第二次世界大戦に翻ろうされる日韓の人びとを描いた。「女性に見てもらえる戦争映画にするため、主演の2人をキャスティングした」と女性客の多さに安心した様子だった。

 監督はリアルな描写で知られるが、出演者たちは口々に撮影は過酷だった振り返る。オダギリは「ソ連軍に罰としてつり下げられるシーンで、監督から『ふんどしでいきたい』と言われ、強くお断りした」という秘話を明かし、「(撮影中は)逃げたい日々だったけど、乗り越えたので自信につながった」と笑顔を見せた。監督は「この映画が韓国人と日本人、互いを理解し、歩み寄れる、本当の意味での友人になれるきっかけになれば」と作品に込めた願いを語った。

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2012年1月14日のニュース