吉永小百合 厳寒北海道ロケ「越冬も覚悟!」

[ 2011年11月30日 06:00 ]

「北のカナリアたち」フォトセッションに臨んだ(前列左から)勝地涼、森山未來、松田龍平、吉永小百合、小池栄子、満島ひかり(二列目左から)仲村トオル、柴田恭平、里見浩太朗

 吉永小百合(66)主演の映画「北のカナリアたち」(監督阪本順治)の製作発表が29日、都内で行われた。

 12月2日に札幌市でクランクインし、その後、厳寒の利尻・礼文島で撮影。吉永は「インフルエンザや肺炎予防の注射もして万全。稚内からのフェリーが強風で出ないことも多いので、越冬も覚悟!」と気合を込めた。

 里見浩太朗(75)、柴田恭兵(60)、小池栄子(31)らキャストは全員が吉永と初共演。父親役の里見は「“キューポラのある街”を見て以来のサユリスト。28日に75歳の誕生日を迎えたが、天が与えてくれた贈り物」と初タッグを喜んだ。

 小学校分校の教諭が夫の事故死から20年後にかつての教え子たちを訪ねるうち、夫の死の真相が浮き彫りになっていくサスペンス。子供たちの歌が重要な要素となるため、3100人から選ばれた子役6人はいずれものど自慢。おたふくかぜで欠席した1人を除き、5人で「翼をください」を披露した。東映の創立60周年記念作品として来年秋以降に公開。

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2011年11月30日のニュース