ユーミン 仙台で2000人と「春よ、来い」合唱

[ 2011年11月12日 09:00 ]

 松任谷由実(57)が11日、仙台市宮城野区の仙台サンプラザホールで全国ツアー最終公演を行い、被災地のファンと代表曲「春よ、来い」を合唱した。

 4月から始めた震災支援企画の一環。同曲のコーラスの声をインターネットで募集し、集まった全ての声を重ね合わせてチャリティー曲として配信するという企画。仙台の人たちの声を集めるため、ライブ中に生収録を行った。

 コンサート終盤。ユーミンが「きょうは皆さんと一緒に歌ってみたい。どうですか?」と呼び掛けた。拍手で応えた2000人の観客は♪春よこい、はやく来い――と繰り返すコーラスをその場で練習。本番ではマイクを客席に設置し、ユーミンの声に合わせて合唱した。ホール全体に響きわたった美しくも力強い歌声に、ユーミンは客席に向かって「皆さんの、私たちの春が早く来ますように」と祈った。

 前日公演と合わせ、計4000人の声を収録。これまでにネットで集まっていた3000人の歌声と重ね、計7000人が参加した「(みんなの)春よ、来い~2011秋編」として30日から有料で配信。収益全額を中央共同募金会を通して寄付する。

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2011年11月12日のニュース