桂三枝 月亭八方、林家染丸らと爆笑歌舞伎

[ 2011年9月16日 06:00 ]

繁昌亭5周年で鏡開きをする桂三枝(左)

 大阪市北区の上方落語の定席「天満天神繁昌亭」が15日、開場5周年を迎え、同所で開かれた記念式典に上方落語協会の桂三枝会長(68)らが出席した。

 5年間の入場者数は75万4604人。三枝は感謝の言葉を述べつつ「これからが本当の勝負。足元をしっかり見てやっていきたい」と気を引き締め直していた。式典後の記念公演では、月亭八方(63)林家染丸(61)らと「勧進帳」をモチーフにした爆笑歌舞伎「滑稽安宅の関」を披露。満員のファンを喜ばせた。

 また、同協会は東日本大震災の復興支援活動を展開してきたが、台風12号で被害を受けた地域の支援も表明。三枝は「和歌山出身の桂文福さんらが中心になってやっていただいて、収益をそれぞれの地域に持っていきたい」と構想の一端を語った。

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