加護亜依 自殺未遂…関係者に「これから死ぬ」

[ 2011年9月12日 06:00 ]

病院に救急搬送された加護亜依

 元「モーニング娘。」のタレント加護亜依(23)が11日、東京都港区六本木の自宅マンションで自殺を図り、東京都渋谷区の病院に救急搬送された。命に別条はないという。急性薬物中毒とみられる症状で、手首には切り傷があった。6日に交際相手とされる会社役員(44)が警視庁に恐喝未遂の疑いで逮捕され、加護も事情聴取を受けていた。

 警視庁麻布署などによると、11日正午ごろ、事務所関係者が119番通報。関係者が直前に加護と電話で話した際「これから死ぬ」などと自殺をほのめかすようなことを話したことから自宅に駆けつけたところ、加護が倒れていたという。

 発見時には意識がもうろうとしていたが、消防からの通報で駆けつけた麻布署員に自ら名前を名乗り、「自殺を図った」という趣旨の説明をしたという。手首には刃物で切ったとみられる軽い傷があり、血がにじんでいた。精神安定剤を飲んだ後、手首を切ったとみられる。同署関係者は「安定剤を多く服用した時に表れる症状」と話した。加護は搬送された病院にそのまま入院した。

 07年にスキャンダルで当時の所属事務所を解雇された直後にもハサミで手首を切り自殺を図ったことがあった。08年4月から契約している事務所によると、1年ほど前のインタビュー中に倒れた際、安定剤を処方されたが、常用癖は「把握している限りない」という。

 ◆加護 亜依(かご・あい)本名同じ。1988年(昭63)2月7日、奈良県生まれの23歳。00年4月に「モーニング娘。」の第4期メンバーオーディションで2万5000人の中から合格。辻希美、石川梨華、吉澤ひとみとともに新メンバーに。「ミニモニ。」「タンポポ」など人気ユニットに参加。04年8月にモー娘を卒業。血液型AB。

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2011年9月12日のニュース