Kis―My―Ft2 デビュー最速で東京ドーム公演!

[ 2011年7月30日 06:00 ]

 男性アイドル7人組「Kis―My―Ft2」が、CDデビューから史上最速で東京ドーム公演を行うことになった。29日の横浜アリーナ公演で発表した。8月10日にデビュー曲「Everybody Go」を発売してから18日後の同28日に開催。来年はアジアツアーも視野に入れている。

 念願のCDデビューを12日後に控えたこの日のステージ。満員の観客約1万5000人にサプライズが用意された。

 トークコーナーでスタッフから北山宏光(25)にA4判の茶封筒が渡された。今年2月の公演中に突然、CDデビューを言い渡された時と同じ演出だ。取り出した紙に書かれていたのは「緊急連絡」の赤い文字。8月28日午後5時開演の東京ドーム公演決定の一報だった。

 メンバーは一様に「オッシャー!」と拳を突き上げ、北山は「ついにやれる時が来たんだよ!夢がかなったんだよ」と興奮。客席から「おめでとう!」の声も上がった。藤ケ谷太輔(24)は「これからは責任を感じ、7人で(夢に)向かっていきたい」と気持ちを引き締めた。

 CDデビュー18日後の東京ドーム公演は、「タッキー&翼」「Hey!Say!JUMP」が持つ記録(いずれも38日後)を大幅に更新する。

 一方、ジャニー喜多川社長はこの日、デビュー曲が同時発売される韓国、台湾、タイなど8つの国・地域でのアジアツアーを来年に行う可能性も口にした。

 ローラースケートを履きながらのパフォーマンスは「光GENJI」をほうふつさせる。北山と藤ケ谷、玉森裕太(21)の3人と、二階堂高嗣(20)千賀健永(20)横尾渉(25)宮田俊哉(22)の4人の2チームで、それぞれ衣装を分ける見せ方も似ている。

 結成から7年をかけたデビューはジャニーズ勢で最も遅い。「KinKi Kidsさんの背後などで踊ってきたけれど、いつかは(メーンで)立ちたいと思っていた。それを記録とともに達成できるが、通過点にしたい」(北山)とするドーム公演でどんな伝説を生むか――。

 ≪“遅咲き”デビュー≫北山は25歳10カ月でのCDデビューとなる。これもV6坂本昌行(40)の24歳3カ月を上回り、最も“遅咲き”に。「あっという間でした。一生懸命頑張っていると、時間のたつのは早い」。入念な肉体ケアで知られ、今年初めから約10キロ減量したという。「食事の時間を考えています。ダンスの切れは良くなりました」と胸を張る。

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2011年7月30日のニュース