「幸福の黄色いハンカチ」現代版…阿部寛主演でドラマ化

[ 2011年7月26日 06:00 ]

日本テレビのドラマ「幸福の黄色いハンカチ」には映画と同じ構図のシーンも登場予定。左から主演の阿部寛、堀北真希、濱田岳

 1977年に公開された山田洋次監督(79)の名作映画「幸福の黄色いハンカチ」がドラマ化される。日本テレビが今秋に単発のスペシャルで放送予定で、高倉健(80)扮した主人公を阿部寛(47)が演じる。

 山田監督も監修、脚本で全面協力。現代版に書き換えた物語には東日本大震災も盛り込まれ、山田監督は撮影で使った黄色いハンカチを“希望の象徴”として被災地へ贈るつもりだ。

 網走刑務所を出所した男が元妻が住む北海道羽幌(はぼろ)町へ。帰りを待っている印の“黄色いハンカチ”が掲げられていることを願って--。ドラマでは時代設定とともに舞台を夕張から北海道北西部の羽幌に変更。それ以外は役名も含めオリジナル通りとなる。

 日本テレビでは数年前からドラマ化の企画があったが、山田監督が多忙のため進行していなかった。そんな中、東日本大震災が発生。希望や人間のつながりを訴える作品として局内に「早い時期に作るべき」の声が上がり、一挙にプロジェクトが動きだした。

 山田監督は脚本に、東日本大震災に見舞われたことをセリフでも盛り込み「ドラマが被災地の人々に楽しんでもらえるように、心をこめて作ってほしい」とキャスト、スタッフに指示。脚本執筆中、岩手県陸前高田市で男性が津波で流された自宅跡に黄色いハンカチを付けた大漁旗を立てたというニュースを耳にして、収録後、ドラマ撮影で使った黄色いハンカチを同地へ贈ることも決めた。

 映画で武田鉄矢(62)と桃井かおり(60)が演じたカップルには、濱田岳(23)と堀北真希(22)。堀北も「私なりのメッセージを込めたい」と張り切っている。倍賞千恵子(70)が演じた妻役には夏川結衣(43)がキャスティングされた。収録には松竹の山田組も協力。被災者を力づける“平成の黄色いハンカチ”になりそうだ。

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