宮尾すすむさん死去 独特の手ぶりと掛け声で活躍

[ 2011年7月13日 13:48 ]

死去した宮尾すすむさん

 軽妙な語り口のテレビリポーターとして人気を集めたタレントの宮尾すすむ(みやお・すすむ、本名山口進=やまぐち・すすむ)さんが12日午後2時56分、肺炎のため東京都内の病院で死去した。77歳。鹿児島県出身。葬儀・告別式は18日午前10時から東京都港区高輪3の15の18、高野山東京別院で。喪主は長男山口雅史(やまぐち・まさし)氏。

 旧満州(現中国東北部)生まれ。戦後、鹿児島県に引き揚げた。衣料品店などを経営した後、漫談家の宮尾たか志さんに弟子入り。ジャズ喫茶やクラブでの司会や、森進一ら人気歌手の公演で司会をした。

 その後、テレビのワイドショーなどのリポーターとして活躍。全国各地の社長の自宅を訪れて成功談や苦労話を聞く、テレビ朝日系のワイドショーの人気企画「ああ日本の社長」は長く続いた名物コーナーだった。独特の手ぶりと掛け声で親しまれた。

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2011年7月13日のニュース