一世を風靡した新田恵利「アイドルは悩みを相談できる人が少ない」

[ 2011年7月13日 06:53 ]

初めての小説を出版した新田恵利

 1980年代に一世を風靡したアイドルグループ「おニャン子クラブ」の中心メンバーだった新田恵利が、初めての小説「アイドルとつき合う方法」(宝島社 1260円)を出版した。新田をほうふつとさせる元トップアイドルに、現役アイドルたちが次々と悩みを打ち明ける物語。

 執筆のため、10人近くの現役アイドルに直接取材して、将来の不安や夢を聞き取った。「今も昔もアイドルは悩みを相談できる人が少ない。本を読んで、誰に相談すれば安全かを分かってもらいたい」

 おニャン子も手掛けた、AKB48の秋元康プロデューサーに推薦文の執筆を依頼したら、タイトルも決めてくれたという。「『これぞ秋元康ワールドだ』って、うなっちゃいました」と笑った。

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2011年7月13日のニュース