菅原文太が別れの言葉…岡田東映名誉会長の通夜

[ 2011年5月10日 21:49 ]

東映の岡田茂名誉会長の通夜に参列し、ひつぎの中の顔を見詰める菅原文太

 任侠映画をヒットさせ、9日死去した東映の岡田茂名誉会長の通夜が10日夜、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。俳優ら約2400人が訪れ、映画界に残した足跡やおおらかな人柄をしのんだ。

 参列者を代表し、「仁義なき戦い」で主演した菅原文太(77)が「昨日朝、岡田さんという大木が倒れる音が聞こえた。でも心配しないでください。後のヒノキが育ち、世の中にパンチを食らわす作品が必ず生まれます」と別れの言葉を述べた。

 「網走番外地」の高倉健(80)は「大きな時代の節目を感じるお知らせでございました。長い間お疲れさまでした」と弔電を寄せた。「緋牡丹博徒」の富司純子(65)は参列後、「いつも私を支えてくれた。寂しいです」としんみりした様子で話した。

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