新婚ホヤホヤな2人 瑛太&満島が“禁断の愛”

[ 2011年5月10日 06:00 ]

フジテレビの連続ドラマで初共演する瑛太と満島ひかり

 俳優の瑛太(28)と女優の満島ひかり(25)が“禁断の愛”をはぐくむ。7月にスタートするフジテレビの連続ドラマ「それでも、生きてゆく」(木曜後10・00)で、友人に妹を殺害された青年と、加害者の妹が心を通わせていく姿を描く。「東京ラブストーリー」(同局)、「Mother」(日本テレビ)などを手掛けた坂元裕二氏が脚本を担当する。

 瑛太は昨年9月に歌手の木村カエラ(26)と、満島は昨年10月に映画監督の石井裕也氏(27)と結婚したばかり。プライベートで新婚ホヤホヤの2人が、ドラマでは悲劇性を帯びた“禁断の愛”を育む。

 瑛太が演じるのは15年前、友人に妹を殺害された青年役。母親から妹の世話を頼まれながら約束を守らず妹を失い、それがきっかけで家族が崩壊。自責の念にかられながら生活する中、満島演じる加害者の妹と出会う。ドラマでは2人が希望を見いだそうと懸命に生きる姿や、運命のいたずらに戸惑いながらも互いに心引かれていく様子などが描かれる。

 数多くの人気作を手掛けた坂元氏のオリジナル作品。昨年4月クールの「素直になれなくて」以来の連ドラ主演となる瑛太は「坂元さんの脚本の世界にいつか出演してみたかった。哀(かな)しみ、絶望、無気力から、生きていくための希望を見いだしていく主人公の変化を表現したい」と抱負。連ドラ初ヒロインに起用された満島は「(役どころの)優しさや強さ、無意識のゆがみを、繊細に見つけて体現できれば」と意気込んでいる。

 2人は今年のカンヌ国際映画祭に出品される映画「一命」(10月公開)でも共演。互いの印象について瑛太が「うそがなく、気持ちが強い人」と話せば、満島も「澄んだ空気を現場に運んでくれる俳優さん。瑛太さんのパワーに、しっかり反応していたい」と、息の合ったところを見せている。

 主題歌はシンガー・ソングライター小田和正(63)の「東京の空」。盲目のピアニストとして世界的に知られる辻井伸行氏(22)が音楽を担当する。

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2011年5月10日のニュース