郷ひろみ 布袋寅泰と“40周年”異色タッグ!

[ 2011年4月21日 06:00 ]

40周年記念曲「笑顔にカンパイ!」を発売する郷ひろみ

 芸能生活40周年の歌手郷ひろみ(55)が、6月1日に発売する新曲「笑顔にカンパイ!」でギタリストの布袋寅泰(49)と異色タッグを組む。布袋の激しいギターに乗せたノリノリのロックで、明るく前向きな歌詞が特徴。東日本大震災など厳しい状況が続いているが「日本中に笑顔があふれますように」との思いを込めている。

 永遠のポップスターが40周年の節目に選んだ相棒はロック界のギターヒーローだ。布袋は作詞、作曲、プロデュースのすべてを担当。収録では自らギターをとった。

 郷はもともと布袋の曲をカラオケで熱唱するなど大ファン。「ジャンルは全く違うけど、いつか曲を書いてもらいたいと思っていた」。面識がなかったものの「ダメもとで、ずうずうしく頼んでみた」ところ、二つ返事で快諾を得た。

 先月、2人でレコーディング。硬質なギターの音と、一度聞けば口ずさめるような明快なメロディーは“布袋らしさ”全開。郷は「布袋さんのギターと僕の声が絶妙なバランス」と相乗効果に満足そうだ。

 初回発売限定版に付くミュージックビデオで見せるダンスもノリノリ。昭和40年代を思わせる雰囲気の中、サラリーマンの父親に扮した郷がお茶の間で、会社で踊りまくる。ギターソロの部分では、ビール箱の上に乗って、跳んだりはねたりのエアギターも見せる。

 底抜けに明るいムードに仕上がった記念曲は、日本全体に前向きなエネルギーを届けたいという郷の思いの表れ。震災による被害など、未曽有の苦しみ、不安が漂う中、♪疲れ切った顔見せないで 口角上げて スーパー笑顔 進め!エブリデイ!――と、被災者のみならず、日々懸命に生きるすべての人にエールを送る。

 郷はすでにファンクラブイベントをチャリティー形式に変更し支援を行っており、「日本に笑顔があふれますように、との願いを込めてこの曲を歌いたい」と話している。

 ≪「サラリーマンNEO」オープニング曲に≫同局は5月10日にスタートするNHK「サラリーマンNEOシーズン6」(火曜、後10・55)のオープニング曲に起用される。コント仕立てのコミカルな番組のムードにピッタリ。郷は同番組の過去シリーズをよく見ていたそうで、主題歌の知らせに大喜び。「僕、セクスィー部長になりたかったんだよね」と、沢村一樹(43)演じる人気キャラの名を出して感激していたという。

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2011年4月21日のニュース