さかなクン 避難所で魚イラスト配布

[ 2011年4月18日 06:00 ]

避難所を訪れ、子どもたちの求めに応じサインをする「さかなクン」

 タレントで東京海洋大客員准教授のさかなクン(35)が17日、宮城県南三陸町を訪れ、避難所で不自由な生活を続ける子供を励ました。

 「ギョギョ、こんにちはー」。トレードマークのハコフグの帽子をかぶり、避難所になっている体育館「ベイサイドアリーナ」に登場。すぐに子供たちが駆け寄り、大きな輪ができた。さかなクンが「一日も早く元気な暮らしが戻るよう願っています」との言葉を添えた魚のイラストを配ると、子供たちは大喜び。積み木にサインをもらった高橋舞来ちゃん(3)は「会えてうれしかった」と笑顔だった。

 さかなクンは、魚の研究を通じ以前から南三陸町と交流があったといい「美しく、生物がたくさんいる魅力的な海でした。微力ながら皆さんの力になりたい」と話した。

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2011年4月18日のニュース