氷室 東京Dで節電チャリティーライブ開催!

[ 2011年4月18日 06:00 ]

東京ドームでチャリティーライブを開催する氷室京介

 ロック歌手の氷室京介(50)が東日本大震災の被災者支援を目的に、6月11日に東京ドームでチャリティーライブを開催する。

 最小限の電力、機材で行い、チケット収益の全額を義援金として寄付する。氷室は「過酷な状況で今も闘っている皆さんを応援したい」と話している。

 会場の東京ドームは、プロ野球の開催可否が問われた際、電力消費量の多さが問題となった。それだけに、電力消費も最小限で済むように考慮。ドームクラスのステージセットでは通常300台程度使う照明を、約100台に縮小。さらに、通常のライトの10分の1の電力で済むLEDライトを使用する。LEDライトは高額でレンタル料が高いが、イベント業者もライブの趣旨に賛同し通常より安価で対応するという。ほかにも通路の照明を半分にし、場内の冷房も使用しない予定だ。

 氷室は現在、米ロサンゼルスを拠点に活動しており、震災発生時もロスにいた。CNNなどを通して被害を伝える映像を見ては、がくぜんとしていたという。公演に向けて「互いの気持ちと力を合わせて支え合う運命の時。微力ではあるけれど、過酷な状況下で今も闘っている皆さんを応援したいと思います。We are down but never give up!!(どん底にいるけれども、決して諦めない)」と話している。

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2011年4月18日のニュース