E・テーラーさん死去 元大統領夫妻も追悼談話

[ 2011年3月25日 06:00 ]

1997年、誕生日のパーティーにマイケル・ジャクソンさんと到着したエリザベス・テイラーさん

 ハリウッド黄金期を代表する女優で23日に79歳で亡くなったエリザベス・テーラーさんをしのんで24日、哀悼のコメントが相次いだ。

 ロイター通信によると、クリントン元大統領は夫人のヒラリー・クリントン国務長官とともに「米国にとっての真の気品だった」と談話を発表。女優バーバラ・ストライサンド(68)も「美貌やスター性だけでなく、彼女の人道主義が素晴らしかった」とエイズ撲滅運動などに尽力した偉大な先輩をしのんだ。

 リズの愛称で親しまれたテーラーさんはロス郊外のメモリアル・パークにある両親の墓の隣に埋葬される予定という。

 ≪笹川会長「たいがいの男はまいっちゃう」≫テーラーさんと親交のあった日本財団の笹川陽平会長(72)は「88年のエイズ啓蒙(けいもう)キャンペーンで来日していただいたのが最初の出会い。たいがいの男はまいっちゃう魅力的な方。一度自宅に来てほしいと言われていたが、行けなかったのが残念」と惜しんだ。88年の来日時にテーラーさんが「ここのシェフを連れて帰りたい」と言ったのが、東京・代官山の小川軒。小川忠貞社長(ただつら、72)は「特にステーキに感激してくれた。握手した時、空のような青さの目に引き込まれそうになった。もう一度召し上がってほしかった」と話した。

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2011年3月25日のニュース