自殺韓国女優「性接待」の手紙は偽物…韓国警察が筆跡鑑定

[ 2011年3月16日 20:31 ]

 2009年3月に自殺した韓国の人気女優チャン・ジャヨンさんが「性接待」を強要されたと書いたとされる手紙について、韓国の警察当局は16日、チャンさんが書いたものではないとする筆跡鑑定の結果を発表した。

 警察当局によると、手紙を保管していた刑務所に収監中の男性(31)の筆跡と一致したという。男性はチャンさんの幼なじみを自称し、悩みを打ち明けられていたと主張していた。

 手紙は6日、SBSテレビがニュース番組で公開。大手企業や有力新聞社の幹部、芸能関係者ら31人の名前を挙げ、100回以上の接待をさせられたとの内容が盛り込まれていたとし、警察当局が再捜査に乗り出していた。

 警察当局は、男性による自作自演として再捜査を終了する方針。聯合ニュースによると、手紙を「偽物」とする鑑定結果に、SBSは「受け入れざるを得ない」との立場を発表した。(共同)

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2011年3月16日のニュース