ドラマ降ろされたチャーリー・シーン 83億円賠償求める

[ 2011年3月11日 12:17 ]

米俳優のチャーリー・シーン(右)とプロデューサーのチャック・ローレさん=2005年7月、カリフォルニア州ビバリーヒルズ

 米テレビの人気ドラマから一方的に降板させられたのは契約違反として米俳優のチャーリー・シーン(45)が10日、ワーナー・ブラザースとプロデューサーを相手取り1億ドル(約83億円)の損害賠償を求める訴訟をロサンゼルス郡地裁に起こした。AP通信などが伝えた。

 ドラマは2003年からCBSテレビで放送されている「チャーリー・シーンのハーパー★ボーイズ」(邦題)で、シーンが主演。APによると、シーンは降板の理由の一つはプロデューサーのチャック・ローレさんを批判したことへの報復で不当だと主張。自分やスタッフらに対する賠償を求めた。ローレさん側は「シーンさんの健康を考慮して降板を決めた」と反論。ワーナー側はコメントを控えている。

 シーンは09年末に妻に対する暴行容疑で逮捕されたが、昨年8月に司法取引に応じ、薬物とアルコール依存からのリハビリプログラムを受けるなどの命令を裁判所から受けた。(共同)

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2011年3月11日のニュース