竜馬を愛する武田鉄矢「亀山社中記念館」名誉館長に

[ 2011年1月22日 17:50 ]

 坂本竜馬が設立した日本初の商社といわれる「亀山社中」を復元した長崎市亀山社中記念館の名誉館長に、歌手で俳優の武田鉄矢が22日就任した。同市で記者会見した武田は「18歳で竜馬を好きになって、一度も飽きたことがない。坂本竜馬のエネルギーをこの記念館で感じ取ってほしい」とアピールした。

 武田は竜馬の大ファンとして知られる。自らが率いるバンドを亀山社中の後身の「海援隊」から取って名付け、漫画「お~い!竜馬」の原作者でもある。

 同記念館で田上富久市長から就任証書を受け取った武田は、自身が持っていた竜馬の肖像画を寄贈。「司馬遼太郎の小説『竜馬がゆく』を、ここで海援隊のメンバーとともに朗読したい」と今後の活動のアイデアを披露した。

 主役を演じるテレビドラマ「3年B組金八先生」が3月の放送で終了することにも触れ「(定年退職後の金八先生は)たぶんこの記念館の館長になったのでは」と笑いを誘った。

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2011年1月22日のニュース