“ガハハおじさん”に間違って呼ばれ続けた風吹ジュン「あえて白にした」

会見を行った風吹ジュン、和久井映見、徳永えり

　女優の風吹ジュン（５８）が２０日、東京・渋谷のＮＨＫでドラマ「四十九日のレシピ」（２月１５日から、後１０・００～１０・４８、全４話）の記者会見に出席。同局の元ディレクターで「阿修羅のごとく」（７９～８０年）などの演出で知られる、１４日に亡くなった和田勉さん（享年８０）の死を悼んだ。

　「阿修羅…」に出演した風吹は「黒い服で来ようかとも思ったけど、亡くなった方は悲しまれるだけで喜ばない。喪服でなくてもいいんじゃないかと思って、あえて白にした」。

　豪快な笑いで“ガハハおじさん”の愛称で親しまれた名演出家について「言葉にならないような言葉を発して、指揮者のような演出をされる方でした」「違う女優さんの名前で呼ばれ続けた」と、今では笑い話のにエピソードをしみじみと振り返った。