大女優に突っ込まれた爆笑問題「もう一度日テレでレギュラーを」

[ 2010年11月5日 19:19 ]

記念撮影に収まる(左から)太田光、田中裕二、審査委員長の北川正恭早稲田大学大学院教授、秋吉久美子

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(45)と田中裕二(45)が5日、「第5回マニフェスト大賞」審査委員長特別賞を受賞し、授賞式に登場した。

 爆笑問題は9月までの4年半、レギュラー放送していた日本テレビ系政治バラエティ番組「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。」を通じて、“マニフェスト”をお茶の間に認知、普及させたということで受賞。

 太田は「僕らのやっているのは野次を飛ばしているようなものが多いので、まさか本当のマニフェストの生みの親から賞をもらえるなんてお墨付きをもらったようなもの。光栄です」と喜びつつ、「ぜひ日本テレビにも、もう一度レギュラーを考えてほしい」とちゃっかりアピール。

 一方、田中は「皆さんはまじめに取り組んでいらっしゃるのに、我々のマニフェストは“もう一回鎖国します”とかひどいのばっかり。俺が一番くだらないと思ったのでは“熱血教師を禁止します”ってのは意味がわかんない」と苦笑い。

 そんな2人の様子を見て、同賞で特別審査委員を務めた女優の秋吉久美子(56)から「本当に芸人さんは不純。本当に皆さんとても純粋に喜んでいらっしゃるんですけど、こんなしたたかじゃない。参りました」と突っ込まれる一幕もあった。

 マニフェストということで、今後、政治家転身の意向があるのかを聞かれ、「当然、出馬の準備はあります。考えてます、国政に出ようと。ぜひ皆様の清き一票を」と太田がノリで答えると、田中が「ねぇよ。出馬しないですから」と即座に否定した。

 ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟など実行委員会が主催する「マニフェスト大賞」は、政策本位の政治の実現を目指し、全国の首長、議会、会派・議員とマニフェストを推進する市民を表彰するもの。06年に創設され、今年で5回目の表彰となる。今回の大賞は山中光茂三重県松阪市長(首長部門)、自由民主党 川口市議会議員会(地方議会部門)が受賞。

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2010年11月5日のニュース