出演者もビックリ!「坂の上の雲」 国際エミー賞最終候補に

[ 2010年11月5日 17:07 ]

会見に出席した(左から)菅野美穂、香川照之、本木雅弘、阿部寛、藤本隆宏

 NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」(司馬遼太郎原作)第2部の記者会見が5日、同局で行われ、主要キャストの本木雅弘(44)、阿部寛(46)香川照之(43)、菅野美穂(33)、藤本隆宏(40)が出席した。

 日本が近代化を目指した明治時代を3人の男の人生を中心に描いた3部作の第2弾。22日に米ニューヨークで授賞式が行われる国際エミー賞のドラマシリーズ部門で最終ノミネート4作品に残っており、主演の本木は「(登場人物は)ちっぽけな人間では抱えきれないほどの期待を背負って世界へ行っていた。そうした“人間力”の可能性が描かれた作品なので、国際舞台でも評価していただいたのでは」と素直に喜んだ。
 映画「おくりびと」で08年アカデミー賞外国映画部門を受賞した本木に「また賞もらっちゃうよ」と冗談を飛ばしていたという香川は、会見中に吉報を初めて聞いて「びっくりした」と驚きの表情。「本木さんは3年間の仕事をこのドラマ1本に絞った。そうした(ストイックな)姿勢をドラマの神様が確実に見ていたのではないか」と語った。
 12月5日から毎週日曜放送される。全4回。来年12月に予定している第3部で最終回を迎える。

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2010年11月5日のニュース