「ノルウェイの森」など出品 ベネチア映画祭が開幕

[ 2010年9月1日 17:04 ]

 世界三大映画祭の一つ、第67回ベネチア国際映画祭が1日、イタリア北部のベネチアで開幕し、出品作の上映などが始まった。

 最高賞「金獅子賞」を競うコンペティション部門には、作家村上春樹さんの世界的ベストセラーが原作の「ノルウェイの森」と、三池崇史監督の時代劇「十三人の刺客」の日本映画2本が出品されている。

 審査員長は米国のクエンティン・タランティーノ監督。金獅子賞など主要各賞を発表する授賞式は、最終日の11日夜(日本時間12日未明)に開催される。

 「ノルウェイの森」は、友人の死を乗り越えようとする主人公を松山ケンイチが演じるラブストーリー。ベトナム出身のフランス人、トラン・アン・ユン監督作品。「十三人の刺客」は、1963年の同名映画を役所広司主演でリメーク。暴君の暗殺をもくろむ侍たちの戦いを描く。(共同)

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