清水崇監督、日本人初!「ベネチア」審査委員長

[ 2010年8月30日 06:00 ]

昨年の第66回ベネチア国際映画祭では「3D映画部門」のプレゼンターを務めた清水崇監督

 映画「呪怨」などの清水崇監督(38)が9月1日に開幕する第67回ベネチア国際映画祭「3D映画部門」の審査委員長に指名された。同映画祭では過去に大島渚監督(78)、塚本晋也監督(50)らが審査委員を担当したが、カンヌ、ベルリンを含む世界3大映画祭で日本人が審査委員長を務めるのは初。

 清水監督は昨年、アジア圏で初の長編3D映画「戦慄迷宮3D」(DVD発売中)を監督。40カ国以上での公開が決定しており、その功績が評価されて、審査委員長に抜てきされた格好。「戦慄…」も特別招待作品として上映される。
 3D映画部門は「アバター」「アリス・イン・ワンダーランド」など10数作品が出品され、閉会式前日の9月10日に授賞式が行われる。清水監督は「ベネチアという歴史ある映画祭で、3D映画の新しい展開の一翼を担えることをうれしく思います」と話している。

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2010年8月30日のニュース