大苦戦した森高千里「楽勝みたいな感じだったけど難しくて…」

[ 2010年8月30日 17:59 ]

「音程とか気にせず、元気に大きい声で歌ってほしい」とPRする森高千里(左)と久石譲

 歌手の森高千里(41)が30日、不二家創業100周年記念「ペコちゃんの歌」発表会に作曲家の久石譲氏(59)とともに出席した。

 多くの映画音楽を手掛けてきた久石氏が作曲し、久石氏の娘で歌手の麻衣が作詩を担当した「ペコちゃんの歌」は老舗お菓子メーカーである不二家の創業100周年を記念し、「おやつの時間をペコちゃんと一緒に楽しむ歌」をコンセプトに制作された。歌手には2児の母として家庭を一番大切にするスタンスがコンセプトにぴったりだということで、森高が選ばれた。

 大作曲家との初のコラボに森高は「頭の中で歌っている時は楽勝みたいな感じだったんですけど、実際歌ってみるとすごく音程も取りづらいし、子供の気持ちで素直に歌おう思っていたので、余計に音程を外さないようにするのが難しくて」と意外にも大苦戦だった様子。

 そんな森高の歌声を聴いた久石氏は「非常に個性的な声だなと」印象を口にしたが、出来に関しては「若いお母さんが一緒に歌うってのを想定すると、本当によく歌われたんじゃないか」と太鼓判を押した。

 森高自身の2人の子供たちもすでに曲を覚えて口ずさんでいるといい、「昨日、下の子と買い物に行ったら、替え歌を作って歌うぐらい覚えていて。久石さんのメロディって子供にもすごく覚えやすいですし、子供のほうが上手に歌ってるかも」と苦笑い。夫で俳優の江口洋介(42)にはまだ全部は聴かせていないということだが、「ハマったねって言ってくれたらうれしい」と笑顔を見せた。

 今回の「ペコちゃんの歌」は不二家のウェブサイトで聴くことできるほか、9月末よりオンエアされるCMでも使用される。

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2010年8月30日のニュース