映画、ドラマで老婦人役…南美江さんが死去

[ 2010年8月8日 06:00 ]

死去した女優の南美江さん

 上品な老婦人役など名脇役として活躍した女優の南美江(みなみ・よしえ、本名南波房江=なんば・ふさえ)さんが6日午前4時、肺炎のため横浜市の病院で死去した。94歳。

 広島県出身。通夜は営まず、葬儀・告別式は9日午前11時から東京都練馬区小竹町1の61の1、江古田斎場=(電)03(3958)1192=で。喪主はおいの打木宏(うちき・ひろし)氏。
 戦前、宝塚歌劇団で男役として活躍したが、「戦争でロマンがなくなった」と退団し、42年に文学座に転じた。51年放送のラジオ東京(現TBSラジオ)の連続ドラマ「チャッカリ夫人とウッカリ夫人」で人気者になった。以後、NLTなどを経て演劇集団円に所属。
 64年「バージニア・ウルフなんかこわくない」で芸術祭奨励賞。三島由紀夫作品にも多く出演し「サド侯爵夫人」(83年)で紀伊国屋演劇賞を受賞。NHK朝のテレビ小説「ノンちゃんの夢」などテレビドラマのほか、映画でも活躍した。01年の「当世流・雨月物語」(円)が最後の舞台となった。88年勲四等瑞宝章受章。

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