小林麻央“梨園の妻デビュー”義母からも合格点

[ 2010年8月8日 06:00 ]

休憩時間の間に観客にあいさつをする小林麻央

 先月29日に歌舞伎俳優の市川海老蔵(32)と挙式・披露宴を行ったフリーキャスターの小林麻央(28)が7日、東京都中央区の新橋演舞場で開幕した「八月花形歌舞伎」に来場し、“梨園の妻デビュー”を果たした。

 海老蔵が単独で劇場入りしてから30分後の午前10時30分すぎ、麻央は海老蔵の母、希実子さんと楽屋口から館内へ。その足でロビーに向かい、夫が出演する第1部「義経千本桜」を観劇に訪れた後援者やひいき客らと対面。希実子さんに紹介され、頭を下げながらあいさつした。
 公式に“歌舞伎俳優の奥さま”としての第一歩を踏み出した。かすみから月がのぞく模様が描かれた濃い水色の着物。関係者によると、希実子さんが、公演初日が立秋に当たったことからデザインした。希実子さん自身も、ベージュの生地にススキが刺しゅうされた着物で、そろって初秋の装いとなった。
 夫の「義経…」を客席1階後方の席から見守った麻央は、終演後、希実子さんとともに劇場前にある喫茶店で昼食。劇場を出る際、報道陣が「デビュー初日の心境は?」と質問すると笑顔で「ちょっと緊張してます」。観客から「披露宴の映像、見ましたよ。おめでとう!」と声をかけられ、「ありがとうございます」と照れながら会釈した。
 希実子さんは終日、麻央にピタリと寄り添い、ロビーや楽屋での妻の仕事を教授。「初日の出来栄えは?」の問いには笑顔で小さくうなずき、合格点を出した。

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2010年8月8日のニュース