千鳥・ノブ 声帯ポリープ完治へ完全休養

[ 2010年5月8日 06:00 ]

2度目の声帯ポリープ手術を受けることを決めた千鳥のノブ

 人気漫才コンビ・千鳥のツッコミ・ノブ(30)が、2度目となる声帯ポリープの手術を受けることが7日、分かった。医者から「非常によくない状態」と宣告されたことで、5月いっぱいは休養して完治させることを決意。年末の「M-1グランプリ2010」優勝という悲願へ、万全の態勢を整える。

 相方・大悟(30)から「枯れ葉がこすれとるような音しかせん」と言われるほどのガラガラ声。もはやノブの代名詞にもなりつつあるが、ついに完治させることを決めた。
 もともと、ノドが弱かった上に「毎晩飲んでしゃべってた」という酷使がたたり、できたポリープ。一昨年10月に手術したが、4日間休養しただけで、声帯細胞が完全に治る前に声を出し始めたため再発してしまった。今春に病院を訪れ再度受診。医師から「非常によくないですね。この声の出し方で過ごしたら、1年くらいしか声が持たないですよ」と言われ、再手術に踏み切ることになった。
 9日の広島・福山での営業の仕事を最後に完全休養に突入。12日に大阪府内の病院で手術を受け、5月いっぱいは入院と自宅療養に努める。
 療養中はレギュラー出演している「せやねん!」(毎日テレビ、土曜午前9・25)や金曜レギュラーの「ちちんぷいぷい」(同、月~金後2・55)「笑い飯・千鳥の舌舌舌舌」(サンテレビ、火曜後10・0)は大悟1人が出演。21日のヨシモト∞ホール大阪と23日の栃木県のイベントはそれぞれ笑い飯、アームストロングが代演を務める予定で、6月1日に復帰する見込み。
 千鳥は若手漫才師日本一決定戦「M-1グランプリ」で、これまで4度の決勝進出。誰もが認める実力派ながら、頂点に届かないまま今年、コンビ結成10年目を迎える。新たに手にする「ええ声」を武器にラスト・イヤーでの戴冠を目指す。

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2010年5月8日のニュース