「気前いい人」岡本真夜 好感度上昇 疑惑の作曲者には「死刑に」

[ 2010年4月20日 17:54 ]

 中国・上海万博のPRソングがシンガー・ソングライター岡本真夜のヒット曲「そのままの君でいて」の盗作とされる疑惑をめぐり、万博事務局の依頼で同曲の使用を認めた岡本が中国のインターネット上で「素晴らしい」と評価される一方、PRソングの作曲者には「死刑にすべきだ」などと非難が強まっている。

 岡本は、ヒット曲「TOMORROW」を台湾の歌手がカバーして中国でヒットしたことがあるため、中国でも知られているが、今回の問題をきっかけに関心が高まっている。
 疑惑は中国でほとんど報道されていないものの、岡本側が事務局の依頼を承諾したとの発表がネットで伝わり、「気前がいい人。私なら曲の使用を認めない」「中国に来て万博PRソングを歌ってほしい」と好感度が上昇した。
 国のメンツを懸けたイベントをPRする楽曲なだけに作曲者の繆森(ボク・シン)氏に対する国民の怒りは強く、「13億人の中国人の恥。厳罰に処すべきだ」「市中を引き回して死刑にすればいい」と過激な書き込みも多い。「早く公の場で謝罪したほうがいい」と促す意見もある。
 過去に繆氏が手掛けた中国人歌手の曲のメロディーが「韓国人歌手の曲とそっくり」などと次々に疑惑が浮上している。

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2010年4月20日のニュース