AKB48 不正ファン“出入り禁止”に

[ 2010年4月18日 12:11 ]

 CDなどに付属した握手会参加券などの転売や偽造が相次ぐアイドルグループ「AKB48」。ホームグラウンドとする「AKB48劇場」(東京・秋葉原)の支配人・戸賀崎智信氏(36)は17日のブログで「仮に不正が発覚した場合には、今後、AKB関連全てのイベントに“出入り禁止”になります」と、強硬な姿勢で臨むことを明言した。

 転売防止のため、イベントへの重複参加を規制したり、当日「参加券」「納品書」「身分証明書」をチェックするようにしたところ、ファンから質問や問い合わせが殺到。こうした混乱について戸賀崎氏は「申し訳ない気持ちで一杯」と陳謝。さらに「転売を絶対になくして欲しい」「転売屋から買うのが悔しい」などのファンの声があったことを明かした上で、そうした要望に応えるための苦肉の策であることに理解を求めた。

 だが、新方式でもネットオークションでの転売はやまず、戸賀崎氏は「システムで全てをコントロールするのは限界があります」と苦しい胸のうちを吐露。「転売を撲滅する為にはファンの方一人一人の“ルールを守る”気持ちが必要不可欠だということです。それを踏まえた上で不正な握手券を購入することは絶対に辞めて頂きたいです」と提言。不正が発覚した場合には、ファン失格として“出入り禁止”も辞さない強い態度に出ることを打ち出し、ファン一人一人に自制を呼びかけた。

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2010年4月18日のニュース