難関突破40人 タカラジェンヌへ第一歩「ゴールではない」

[ 2010年4月17日 11:11 ]

宝塚音楽学校の入学式で答辞を読む新入生総代の林枝里香さん

 兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(岩崎文夫校長)で17日、第98期生の入学式があり、約26倍の難関を突破した少女40人がタカラジェンヌへの第一歩を踏み出した。

 入学式では新入生が真新しいグレーの制服を身にまとい、男役は髪をリーゼントカットに、娘役は三つ編みにして登場した。
 宝塚歌劇団を代表して宙組の寿つかさは「(入学は)新たな一歩を踏み出すスタートで、ゴールではない。みなさんと同じ舞台に立てることを楽しみにしています」とエールを送った。
 新入生総代の林枝里香さんは「清く正しく美しくの教えを守り、立派な舞台人になるよう限りない芸の道に精進します」と誓った。
 新入生は15~18歳で、15都府県から集まった。
 日本舞踊や演劇、声楽など2年間の厳しいレッスンを経て、卒業後は宝塚歌劇団に入団する。

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2010年4月17日のニュース