地元で先陣切るはずが…ゴリ4時間半遅刻

[ 2010年3月21日 06:00 ]

 吉本興業の芸人が監督した作品など国内外の映画が9日間にわたり上演される「第2回沖縄国際映画祭」が20日、初日を迎えた。

 昨年3月に開催された初回は4日間で11万人を動員。今回は30~50万人の来場を見込む。この日は、24~28日にかけ沖縄・宜野湾市などで開催される映画祭期間に先がけてのカウントダウンイベントが同県・那覇市で開催され、沖縄出身のガレッジセール・ゴリ(37)が監督・脚本・主演を務めた09年発表の作品「南の島のフリムン」が同市の桜坂劇場で上演された。
 渋滞のため飛行機に乗り遅れ、予定より4時間30分遅れで沖縄入りして舞台あいさつに立ったゴリは「遅れた上に、映画も見てもらって頭が下がります」と深々とお辞儀。「いつか沖縄に恩返しをしたいと思っていましたが、みんながこの映画で笑ってくれて、やっとその第一歩が踏み出せた」と笑顔を見せた。
 また、同市のパレットくもじでは、トータルテンボスやライセンスら人気芸人5組によるお笑いイベントが開催された。

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2010年3月21日のニュース