一家3代!井上陽水の孫もCDデビュー

[ 2010年3月8日 06:00 ]

 歌手の井上陽水(61)石川セリ(57)夫妻の孫がCDデビューする。長女で歌手の依布サラサ(26)の長女ユユちゃん(6)。31日に発売される歌手Rie fu(25)のアルバム「at Rie sessions」にゲストボーカルとして参加。流ちょうな英語が印象的で、Rie fuは「将来どんな大物になるのか楽しみ」とその才能に驚いている。

 ユユちゃんの“デビュー曲”となったのはアルバム5曲目収録の「STAR」。昨年、Rie fuが陽水の全国ツアーにコーラスとして参加した際に感じた尊敬の念をモチーフにした作品。もともとサラサとは親交があった中、以前にカラオケでユユちゃんが「崖の上のポニョ」を歌った時から才能にほれ込み、3人でのレコーディングを提案。サラサも「ユユの声を入れたら面白くなりそう」と快諾した。
 ユユちゃんが歌っているのは、クライマックスに入る「lalala…He’s singing “Darling’baby…”」という英語詞とラストで「まばゆいスター」と締めくくる場面。可愛らしい歌声の中にほのかに漂うクールさは、祖父母ならびに母親譲り。驚くほど流ちょうな英語は3歳から習っており、その歌声が楽曲におしゃれで、やわらかな軽快さを与えている。
 Rie fuは「レコーディングでOKが出ても、自分からとり直したいと言ってきて驚きました。音楽に対する感性やこだわり、気さくで純粋な好奇心、そして強烈なオーラ。陽水さんとよく似たところが本当に多く、将来どんな大物になるのか」と驚いている。
 親子3代のCDデビューに石川は「とにかく感性豊かな子。つい先日も娘と孫と3人でカラオケに行ったんですが、2人(サラサとユユちゃん)が歌う“少年時代”がクールで凄くいいんです」とうれしそう。「孫と一緒によく見ている」のは「ピンク・パンサー」など英国が生んだ名優ピーター・セラーズのコメディー映画。最近はマイケル・ジャクソンさんの映画「THIS IS IT」を見て感動していたそうで「いろんなものに触れて、伸び伸び育ってくれれば」と話した。

続きを表示

2010年3月8日のニュース