「スポニチ新喜劇」1万5000人動員!

[ 2010年3月2日 06:00 ]

舞台を縦横無尽に動き回りボケまくる日替わりゲストの坂田利夫

 大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催されてきた吉本新喜劇とスポニチのコラボ企画「スポニチ新喜劇」が1日、千秋楽を迎えた。スポニチ花月支局の記者役を務めた座長の内場勝則(49)も感慨深げ。「今後も定期的にやれたらいいですね」とシリーズ化に意欲を見せた。2月23日の初日から7日間、計17公演で約1万5000人を動員。歴史的コラボは大成功で幕を閉じた。

 1万5000人の観客の笑いと涙と拍手が何よりの成功の証しだった。ラストとなる17回目の「スポニチ新喜劇」を終え、スポニチ大阪本社の藤原健代表からお礼の花束を受け取った内場。初体験となる新聞記者の役をやり遂げ、充実した表情を浮かべながら「日替わりゲストが登場したり、潜入取材の設定で変装もさせてもらいましたから。毎日、刺激がある舞台でしたね」と振り返った。
 第2弾を期待する声には「何カ月かに1回、やれたらいいですね。今回はバンクーバー五輪をネタにして助けられましたから、そういう大きなイベントのときに」と前向き。今回は記者役だったが、次作ではデスクに出世して帰ってくる?
 ギャグを惜しげもなく繰り出し、爆笑を誘った池乃めだか(66)も「普段の1週間公演より、あっという間だった」とスポニチ新喜劇を楽しんだ様子。「初めての試みでも、特に制約もなく自由にやらせてもらえて良かった」と笑顔を見せた。
 スポニチでは、新喜劇に向けた事前告知と劇場の公演後、計4万9000部の号外を配りPR。吉本新喜劇50周年のラストを飾るスポニチ新喜劇が成功を収めたことに、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの竹中功取締役(広報担当)も「次のメモリアル・イヤーに向けた第一歩を、いい形で踏み出せた」と高く評価していた。

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2010年3月2日のニュース