上野樹里が大河主演!先輩からエールも「面識なし」

[ 2010年2月18日 06:00 ]

初の大河、初の時代劇への意気込みを笑顔で語る上野樹里

 上野樹里(23)が17日、東京・渋谷のNHKで、来年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(日曜後8・00)の主役発表会見に出席した。大河50作目のヒロインとなる徳川2代将軍秀忠の正室・江(ごう)を演じる。時代劇も大河も初挑戦。「“のだめカンタービレ”では猫背でしたが、背筋をシュッと伸ばして日本の女性を演じたい」と意気込みを語った。

 晴れ舞台に数着の衣装を持ち込んだ上野は、桜が描かれたパネルに合わせ純白のドレス姿で登場。「大河は見たことないし、時代劇も出たことない。何もない状態」としながら「初めて人の一生を演じる。やりがいがある」と期待を口にした。
 作品は、戦国時代の武将・浅井長政の娘である茶々、初、江の中で江を主役とした物語。上野は先月、屋敷陽太郎チーフプロデューサーらと中華料理店で会食した際、屋敷氏から3姉妹を「醤油(しょうゆ)、酢、ラー油」に例えて、それぞれの人生や関係の説明を受けたという。自身も3姉妹の末っ子という共通点があるとし「見たままをズバッと言ってしまうところや、気の強い性格も似てる」と明かした。
 放送中の「龍馬伝」主演の福山雅治(41)とは同じ事務所に所属。会見では福山の「お互いに頑張りましょう」というメッセージが読み上げられ、上野が「会ったことも話したこともないけど、初めて名前を呼ばれてうれしい」と笑いを誘う場面もあった。
 屋敷氏は「演技力が確かで、画面を通してのたたずまいがいい」と起用理由を説明。第一候補として昨春からオファーしていたとし、2年続けて同一事務所の主演になることは「気にしなかった」と強調した。
 同局としては、若い女性の支持を集めたフジテレビの連続ドラマ「のだめカンタービレ」「ラスト・フレンズ」などで活躍した上野の起用で、幅広い視聴者を取り込みたい考えもある。また、朝の連続テレビ小説「てるてる家族」(03年)に出演し、長丁場の撮影経験があることも決め手になったようだ。8月にクランクインする。

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2010年2月18日のニュース