“淫行”監督 検察は「事件解決を熱望」

[ 2009年9月28日 09:38 ]

トリノ国際映画祭の会場で手を振るポランスキー監督=08年11月

 米ロサンゼルスでの約30年前の少女淫行事件で、スイスで拘束されたロマン・ポランスキー監督について、ロス郡検察のトップ、クーリー地方検事は27日、地元ラジオに「常にこの事件の解決を熱望している。彼を法廷に戻し、司法システムを機能させたい」と早期の移送実現に期待を示した。

 ロサンゼルス・タイムズ(電子版)によると、ロス郡検察は過去に少なくとも2回、米国と身柄引き渡し条約を結んでいる国に監督が入国するとの情報を得て、拘束を目指したことがあったが、察知され失敗したという。郡検察広報官が明らかにした。(共同)

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2009年9月28日のニュース