“民主のマドンナ青木愛”歌手時代のシングル復刻検討

[ 2009年9月4日 06:00 ]

大感激?の青木愛氏

 衆院選で公明党の太田昭宏代表(63)を倒す“大金星”を挙げた民主党の青木愛氏(44)が、元歌手としても注目を集めている。携帯電話の着うたフルで配信中の「さよならを越えて」など5曲のダウンロード数が総選挙後に約8倍に増加。発売元のEMIミュージックはパッケージ作品での復刻を検討している。

 青木氏は89年にシングル「愛は蜃気楼の中」で、東芝EMI(現EMIミュージック)からメジャーデビュー。坂本冬美(42)を手掛けた敏腕プロデューサーの下、歌唱力に磨きをかけた。その後も4枚のシングルとアルバム1枚を発売。「さよならを越えて」は自身がリポーターを務めたテレビ朝日の情報番組「トゥナイト2」のテーマ曲に起用され、代表曲になった。
 EMIミュージックはこれらシングル5曲の表題曲を8月27日に着うたフルで配信開始。「本人の選挙戦に迷惑がかからないように」(担当者)と告知をせずに配信していたため、初日のダウンロード数はわずか。それが日に日に数字を伸ばし、選挙後には約8倍のダウンロード数を記録した。

 ◆青木 愛(あおき・あい)1965年(昭40)8月18日、東京都生まれ。千葉県立安房高校ではYOSHIKIと同級生。千葉大教育学部を卒業、同大学院教育学研究科博士前期課程修了後にタレント活動をスタート。00年、実家が経営していた保育園で主任保育士に。小沢一郎代表代行の秘書も務めた小沢氏の秘蔵っ子で、7月24日に東京12区への出馬を発表。11万8753票を得て、太田代表とは1万74票差の接戦を演じた。

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2009年9月4日のニュース