森光子「麗子ちゃんは美しく才気がありでもさびしがりや」

[ 2009年8月23日 07:14 ]

お別れの会の祭壇に飾られた女優大原麗子さんの遺影

 テレビドラマや映画、舞台などで活躍し、今月3日に62歳で死去した女優大原麗子さんのお別れの会が23日、東京都港区の青山葬儀所で開かれた。

 発起人は女優の森光子(89)と浅丘ルリ子(69)、石井ふく子プロデューサー(82)ら。
 会場では、愛らしい表情とハスキーな声で親しまれた大原さんをしのぶ数々の出演作品の名場面を上映した。
 紫と白のコチョウランを配した祭壇には、NHK大河ドラマ「春日局」(1989年放送)の宣伝用に撮影された黒ドレス姿の遺影が飾られ、発起人代表の森は「麗子ちゃんは美しく才気があり、でもさびしがりやでたくさんの方に愛された女優だった。早くから病魔がついて回り、とてもつらい日々だったと思う。私より長く生きていてほしかった」などと語りかけた。
 大原さんは難病ギラン・バレー症候群にかかり、一時芸能活動を休止するなど、一人暮らしで闘病生活を送っていた。6日、都内の自宅寝室で亡くなっているのが見つかった。

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2009年8月23日のニュース