J・キャメロン監督新作が“世界最速”上映

[ 2009年8月20日 06:00 ]

 ジェームズ・キャメロン監督(54)が極秘で製作している新作SF映画「アバター」の一場面が日本初公開された。「タイタニック」以来12年ぶりに発表する超話題作。配給の20世紀フォックス社も「静止画、動画を含めて初めて目にした」という貴重なカットだ。

 水槽を見つめる男は、「ターミネーター4」に出演し日本でも人気上昇中の豪俳優サム・ワーシントン(33)。彼がある惑星で異人種と出会うことから壮大な冒険が始まる。水槽に横たわるミュータントのような生物が異人種?敵か味方も含め、同社でも「詳細は極秘なので分からない」としている。
 そんな中、21日に全世界60カ国で特別映像が1日限定上映される。キャメロン監督のメッセージ付きの約20分間の映像で、TOHOシネマズの全国7劇場と東京の新宿バルト9で1回ずつ上映。観賞方法などは劇場ホームページで告知。時差の関係で「おそらく世界で初めて“アバター”の動く映像を目にするのは日本人になりそうだ」という。
 同作は実写3D作品。キャメロン監督は構想に14年を費やし、自ら3D用カメラを開発するほどの力の入れよう。「これまでの飛び出す映像ではなく、観客は映画の中に存在している感覚になる映像」と自信をみせている。待望の公開は全世界同日の12月18日だ。

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2009年8月20日のニュース