酒井容疑者「会うたびにやせて話す様子もおかしかった」

[ 2009年8月11日 06:00 ]

報道陣の動きを規制する為、腰を下ろしてドッシリ構える湾岸警察署の警察官

 覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕されたタレントの酒井法子容疑者(38)は10日、東京地検へ送検された。入手ルートについては夫の高相祐一容疑者(41)=同容疑で逮捕=が、自分の持っていた覚せい剤について「外国人から買った」と供述。警視庁は、夫から渡った可能性もあるとみて詳しく調べている。

 酒井容疑者は午前6時半に起床。朝食後の同9時前、ワゴン車で警視庁東京湾岸署から東京地検へ出発。後部座席でオレンジ色の上着を着て、こわばった表情でうつむいていた。地検7階で検察官の取り調べを受けるなどし、午後3時半頃、同署に車で戻った。
 一方、警視庁組織犯罪対策5課と渋谷署が酒井容疑者の自宅への家宅捜索で、吸引用と見られるストロー42本を押収していたことが新たに判明。一部は使用済みだった。警視庁は長期にわたり使用していた疑いがあるとみて供述の裏付けを進める。酒井容疑者は「昨年夏、夫に覚せい剤を勧められて以降、数回吸った」と話した。また、高相容疑者が別居状態だった妻について「たまに会うたびにやせていて話す様子もおかしかった。自分と同じ症状だと思った」と常習性を指摘する供述をしたとの情報もある。

 送検を受け、東京地裁は10日間の拘置を決定した。拘置期限の19日まで、捜査当局は立件に向けて全力をあげる。

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2009年8月11日のニュース