今は“絶滅”かっこいい鶴田浩二さんをしのぶ

[ 2009年8月11日 06:00 ]

「鶴田浩二偲ぶ会」献花を終えた梅宮辰夫、松方弘樹、水谷豊(左から)

 昭和を代表する俳優で87年6月16日に死去した鶴田浩二さん(享年62)の二十三回忌追悼会が10日、都内のホテルで開かれた。後輩で多くの任侠映画で共演した梅宮辰夫(71)や松方弘樹(67)、遺作となったNHKドラマ「シャツの店」(86年)で夫婦役を演じた八千草薫(78)、歌手の北島三郎(72)と五木ひろし(61)ら約300人が出席。デビュー当時の映画や、テレビ東京「演歌の花道」で、娘のようにかわいがっていた美空ひばりさんの「悲しい酒」を、左手を左の耳に当てる独特のポーズで歌う映像も上映。梅宮はゴルフを始めた時、野球好きだった鶴田さんから「止まってるボールを打つ、シャレたことやってるらしいな」とからかわれたエピソードを披露。「“おれを踏み台にして登ればいい”と言ってくださった。あんなにかっこいい人は、今の芸能界にはいない」と声を詰まらせて“兄貴”をしのんだ。

続きを表示

芸能の2009年8月11日のニュース